旭川市の小学校で出張マジック理科授業|PTA行事でのイベント事例

7月31日(木)、旭川市立緑新小学校にて、緑新っ子を育てる会(石井秀幸会長)主催のマジック理科授業が開催され、約30名の児童と保護者の方々が参加してくださいました。

この授業は、マジックを利用して、子どもたちが不思議を体験し自ら考える力を育むことを目的とした3部構成で行いました。

【授業内容】

第1部:「どうやっているでしょう?」 シンプルなマジックを披露し、子どもたちにはその仕組みをじっくり観察してもらいました。「どうしてそうなるんだろう?」と、冒頭から知的好奇心をくすぐりました。

第2部:「どんな関係でしょう?」 目に見えない風の動きや、それによって生じる「力」について、実際に実験をしながら考えてもらいました。子どもたちは保護者と協力し、お互いの考えを伝えあいながら、科学的な現象の因果関係を探求していました。

第3部:「ミニミニマジックショー!」 私(筆者)が普段のマジックショーで演じているロープとリングのマジックを披露しました。目の前で繰り広げられる不思議な現象に、子どもたちからは感嘆の声が上がりました。

【参加者の様子】

子どもたちは、熱心に観察し、これまでの経験と比べながら、自ら試行錯誤して様々なアイデアを発表してくれました。保護者の方々も、お子さんと一緒に体験したり考えたり、時には温かいアドバイスを送ったりしながら、子どもたちの思考を優しく導いてくださったのが印象的でした。そのご協力に心から感謝いたします。

参加された保護者の声

*子どもも保護者も夢中になるマジック理科授業で、興味津々でした。
*どうやっているのか見抜こうとよく観察したり、比べて考えたりとあっという間の授業でした。
*参加者の年齢にあわせて内容も工夫していただき感謝いたします。


石井秀幸さん(緑新っ子を育てる会 会長)

今西さんのマジック理科授業は、多くのマジックが論理的に組み立てられていることを踏まえ、そのマジックがどうやって成り立っているのかを考えることで、理科にも通じる「よく観察すること」「比較すること」「筋道を立てて考えること」の大切さを知ってもらおうという、大変面白い試みの授業でした。

第2部は体験中心の活動でしたが、第1部で学んだ「よく観察すること」「比較すること」「筋道を立てて考えること」を実践し体験できるように構成されていました

第3部では、実際のショーで演じられているロープと金属リングのマジックを2つ披露してくださり、参加者全員が食い入るように見入っていました

また、元教員としての経験も感じられました。お話もとてもお上手で、お子さんだけでなく参加された保護者の皆さんも引き込まれていました。まさに笑いあり、不思議あり、思考あり、体験ありのあっという間の80分間でした。授業が終了した後、参加されていたお子さんや保護者の皆さんの笑顔が特に印象に残っています。